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【江原啓之おと語り】2021年10月24日『あの世』特集

・あなたは『あの世の歩き方』を知っていますか。
・あの世を知らずして、あの世へは行けません。

はじめに

新型コロナウィルスの感染状況も落ち着き、制限が少しずつ緩和されていくようですね。
今、私は『あの世の歩き方』(小学館)という執筆を終え、発売を待っているところでございます。(11月4日発売です!!)ものすごく面白いですよ!よくよく考えてみたら供養や終活とよく言いますが“あの世”のことを知らないで決めるのはおかしいですよね。死んだら人間はどうなるのか、どんなところに行くのか、こんなこともある、極悪非道な人はどうなるのかなど、色んなパターンを書いているんです。

江原さん「あの世」の話

江原さん:
私が前書きを書いているちょうどそのとき、“あの世”へ行ってきました。前書きを書こうと思っていたときなのですが、夜、寝たんです。ベッドに入るのですが、体が寝ているけれど頭は起きている、そんな状態。そしたらスーッと幽体離脱をした。パッと出たところに大きな海のような水辺があって、緑のすごい庭園。そこに和風の家がある。すごく似ているなと思ったのが(私はディナーショーをしたことがあるのですが)鹿児島の島津重富荘。(島津重富荘から)海を挟んで向こう側に桜島が見えるんです。でもよくよく見ると、海ではなく川だということがわかった。芝生の向こう側の和風の家。明治記念館のような、重富荘のような建物に赤い提灯がいっぱいついている。その赤い提灯というのが長崎にある花月という料亭によく似ている。川が流れている向こう側が要するに現世。自分があの世側に来ているのだと(いうことがわかった)。そこにまるでモンサンミッシェルの引き潮のときに出てくる道のような一本道。その庭園とは似つかわないゴツゴツとした道がモーゼの十戒みたいにして開いたような感じであるんです。あの世とこの世がそうやってつながっているような感じ。そこで中には男の人もいましたが、黒い留袖をきたご婦人方が30人くらいいた。近くに寄っていって「これって結婚式なのですか?」と尋ねると、「そうなの。生きていたときに添い遂げられなかったカップルが結婚式を挙げるよ。それは醍醐味なのよね」とみんなで朗らかに言うんです。何が醍醐味なのかわからなくて、なんなのだろうと思っていると、まるで映画の狐の嫁入りのような、黒澤明の映画『夢』のような感じで、向こうから新郎新婦が白無垢と紋付羽織袴で来るんです。そしてこちら側の人も「綺麗よ!」「おめでとう!!」などとお祝いで、一生懸命に声をかけている。けれどどことなく暗い。お嫁さんも微笑んではいるのだけれど、俯いてなんとなく暗い。そしたら周りの人が「ほら、新郎の方を見てごらん。新郎の方がより暗いでしょ」と教えてくれたんです。確かに暗い影絵の中にいるように見える。そしたら「新郎の方が生きているんだよ」と。「え?今、これどうしているんですか?」と聞くと「この人は今、寝ている状況だろう。ただ、結婚式をしているような夢を見ているはずだよ」と。なんとなく暗いというのは何かというと、この世の結婚式のようにこれから始まるのではなく、これで気持ちの節目を迎える。だからこの結婚式によってお嫁さんはひとつの気持ちを浄化させて、新しく“あの世”での人生の生き方が始まる。なるほどと思いました。
そして案内役の人がいて、その人に「次に行く」と、連れて行かれたんです。そこは500人くらいのホール。すると「これから講演会をしてもらう」と言うんです。「え?なんで私は生きているのに講演会をこっちでするんですか?」と言ったら、「こっちに亡くなって来ても、なかなかこっちのことが理解できないと言う人がいて、オマエの方が現世で長いこと“あの世”のことを話しているから、オマエの方が信じるという人たちが結構いる。だから講演をしてくれ」と言うんです。“確かにこういう仕事を30年もやっていれば私が言った方が、説得力があるのかもしれない。そうか…”と思ったんです。そうしたらどこからともなく人が現れて急に会場が埋まっていき、歓声を上げられた。500人くらいのホールだったはずなのに、雰囲気がものすごくたくさんの人がいるという感じ。1000人、2000人くらいのホールかなと感じられて、そして私はこの現世でいうところの90分コースの講演会をしたんです。話した内容も全部覚えている。講演会が終わったときにみんながワァーっとすごく盛り上がってくれた。“あぁ、良かった”と思っていたら、どこからともなくそのお客さん方の上からまた別の人がスゥーっと二重に現れるんです。そしてお互い顔を見合わせて「ほら、言った通りでしょ」といった感じの顔でにっこりと微笑んで、フワァーっとみんな消えていったんです。
私はせっかく来たから色々と見学をさせてもらおうと思ったんです(笑)。けれど、御案内役に紳士な男の人がいたのですが、その人にまた川のところまで連れてこられて「お疲れ様」と言って帰らされてしまいました(笑)。私はずっと“この人って…”と思いながら戻ったのですが、後になって気が付いたのは、4歳のときからずいぶん離れているからよくわからないのですが、父でした。その話を本の前書きに書きました。(戻った時は)瞬時にハッと戻って“あらららら、今、すごい旅をしてきてしまった”と思って、それからは枕元にノートや録音する機械を置いておこうと思いました。

夫の最期に口から出た白いモノは・・・

お便り1:
今年4月に43歳で主人が亡くなりました。半年の闘病生活でした。このご時世、面会も出来ず、主人も私達家族も何とか乗り越えようと頑張っていました。危篤の知らせを受け、病院に駆けつけたときは間に合わなかったのですが…、私はまだ息をしていると思い、主人に話しかけました。そのときです。主人の口の中から白い靄というか息なのかポヤンと出ていきました。生きているのだと思っていたので別に気にしなかったのですが、その直後に看護師さんから「亡くなっていました」と言われ、号泣していました。皆に言うと魂だと言われますが、本当のところはなんだったのか?私はまったく霊感がないので見えたり感じたりなんてことかはありません。また、亡くなった人が側にいるなら、その人を感じる方法なんてあるのでしょうか?高校生になった息子が学校で嫌がらせを受けていたようですが、そういうときなどは助けてはくれないのかなど、考えてしまいます。亡くなった人に依存しているともいわれそうですが、なかなか主人の死を受け入れているようでいない、一歩進んで二歩下がる状態です。主人が何を思っていたのかと考えてしまいます。
A.江原さん
気持ちはよくわかります。口から出たものは魂ですね。エクトプラズム。人が臨終しますよね。でも臨終したからといって必ずしもすぐに向こうに行ってしまっているとは限らない。あなたが来るのを待っていたのだと思う。それでプワッと口から抜けていったんだと思います。それを見たのではないでしょうか。それを見ただけでご主人を感じ取れますよね。息子さんが嫌がらせを受けたりしたら、色々と助けてくれないのか…そういう気持ちはあると思いますよ。見守っているということですよね。側にいるよりも離れている方がなかなか辛いものだというふうに思います。だからその気持ちを汲んであげて欲しいです。

亡くなった夫の夢について

お便り2:
亡くなった夫の夢を見ました。亡くなってから何度も何度もたくさん夢に出てきてくれます。そのおかげで、夢で会えるからさみしくない、という気持ちにもなれました。最近は時々しか夢で会いに来てはくれないのですが、以前はよく、夫には他に好きな人がいてその人のもとへいってしまった夢、私と別れたいという夢、そんな夢ばかり見ては朝起きて、夢でよかった!と思ったりしていました。先日の夢では、私と一緒に引っ越すけど、その前にアパートを引き払うからそれまで待ってて、と言われました。場所は『つるぎ』なんだよねぇ。と。私は何故か『またそんな遠いところ』と返しましたが、つるぎなんて聞いたこともないし、全く知るはずもありませんが、夢から覚めてから気になり『つるぎ市』と、調べてみました、が、ありませんでした。その話を姉にすると『あるよ!つるぎ町!!』と言って、情報をLINEでおくってくれました。徳島と聞いてハッとしました。もしかして四国?夫の生前、私は四国に行きたいと話をしていました。なので、単なる偶然かもしれませんが、とにかく不思議な気持ちになってしまい、何か意味があるのかな?!と思い、江原さんに聞いてもらいたいと思いました!夫がなにか伝えたいのか、はたまた単なる夢なのか…
A.江原さん
こういうことってありますよね。単なる夢ではなくて、大意はないと思うのですが“忘れてないよ。こういうことも話していたね”ということがあると思うんです。これって愛し合っている良いお話ですね。

Dr.Recella

 

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